top of page
白鳥山行善寺は、皆様に開かれたお寺です。国登録有形文化財の本堂は、令和3(2021)年、3年をかけ
ての改修工事が落成しました。雪国の伝統的な免震構造にしっかりとした耐震・防湿機能を兼ね備えた
端正で丈夫な建築であるとともに、正面はガラス張りで外からも御本尊が拝め、堂内に入ると内陣(本堂
中央の本尊阿弥陀立像や宗祖親鸞聖人像などが安置されている空間)の荘厳さと外陣(参拝する空間)の
温もりのある雰囲気が訪れる皆様に浄土の世界を優しく感じさせてくれます。本堂内後陣の納骨堂は浄土
の蓮をイメージしたステンドグラスを施して、宗派を問わずご参拝・ご納骨される皆様を温かく迎えます。
また、バリアフリーに配慮した本堂へのスロープ、車椅子対応のトイレ、車椅子・押し車の常備、寛げる
スペースとして湯茶サーバーのあるロビーや書院、小さなお子様連れの方のためのキッズコーナーの設置
などにより、お参りしやすい施設になっています。
皆様、どうぞお気軽にいらしてください。
行善寺壁画
プロジェクト動画
お知らせ
行善寺縁起
行善寺縁起
行善寺に伝わる口伝によると、行
善寺の開基は鎌倉期に戸隠から現妙
高市杉野沢に移り開寺した天台僧行
善であり、行善坊は、建暦元年(1
211年)頃、親鸞聖人が戸隠参詣
をする際の案内をしたことが縁とな
り、承久元年(1219年)頃、聖
人が説く本願念仏の教えに帰依した
と言われています。今から約五百年
前の室町期、現妙高市の赤倉山大崩
落により杉野沢一帯が被災し、行善
寺住職は関川を越え、信濃国の現信
濃町柏原を通り、現信濃町古間と平
岡の境に一宇の堂を構えました。
江戸初期、北国街道の整備に伴い、
行善寺は古間宿の中央奥に移り、第
十一世住職釈敬永の代の寛文四年(
1664年)、本願寺(現西本願寺、
本願寺派)から大谷本願寺(現東本
願寺、真宗大谷派)に転派し、大谷
本願寺第十四代法主の琢如上人から
親鸞聖人の御影を賜っています。
その後、文政九年(1826年)
の大古間の大火、弘化四年(184
7年)の善光寺地震等、幾多の災害
に見舞われながら、人々の篤い信仰
心に支えられ再建を果たし、今も宗
祖親鸞聖人の教えを伝え、雪国の暮
らしと北国街道を行き交う人々の安
寧を願い続けています。
施設について
行善寺納骨堂使用につい て
●使用資格
1、本施設は、本規則に同意し、永代供養料を納め、契約を交わした方が使用できます。
なお、個別納骨壇の1区画分には契約を交わした方のご家族等複数のご遺骨が納められます。
2、本施設の使用権について、契約を交わした方が他者に譲渡することは禁じます。
3、本施設の使用にあたり、過去の宗旨・宗派は問いません。
ただし、納骨後の供養は、当山の宗旨(真宗大谷派)に則って行います。
●永代供養料
永代供養料は、契約時にお納めください。
永代供養料の詳細は、以下の表のとおりです。
(注1)上記以外に年会費など管理費等は、一切かかりません。
(注2)年回忌法要等、様々なご法要等のお布施については別途ご相談ください。
●永代供養の内容
1、納骨後の供養は、当山の宗旨に則って行い、寺が存続する限り続けられます。
2、本施設の本廟誌(脇掛軸)に納骨者の御俗名(或いは御法名)・御命日等を記載します。
3、本施設は行善寺本堂内にあり、毎日、勤行によるお経が上がります。
4、合祀される方のご遺骨の一部は、御俗名・御命日等を記した御骨器に入れ、須弥壇等に納めます。
*その他、詳細については別途お問い合わせ下さい。
行善寺納骨堂使用について