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勲 白鳥

【12月8日】

 本堂裏の土手に10本の林檎の苗木を植えました。種類は、ふじとシナノスウィートで、それぞれ5本ずつです。矮性のもので、うまく育てば高さ3~4mの果樹に50~60個程の実をつけます。

 この度のりんご栽培は、日本一のりんごの町を目指している飯綱町でりんごの大規模農園を経営している神谷さんの御指南で始まりました。ここ信濃町は、隣の飯綱町よりも標高が高く寒冷ですが野菜づくりなどには適した豊かな土壌があります。そこで、りんごの品種や雪対策等の工夫をすることで、果樹栽培にチャレンジできると考えたのです。

 恐らく、夏は霧下と称され、年によっては冬の豪雪にも見舞われるこの地で、日照や霜、積雪による樹木の傷みの心配もでてくるかと思います。しかし、それらの条件を乗り越えて美味しい果物の恩恵が得られれば、より一層の達成感や喜びもあるというものです。

 支柱は、4mの単管を3mおきに6本、それぞれ1m近く埋めて立てました。骨の折れる作業を信州電気の中山さんが快く引き受けてくださり、電柱を立てる際の要領でしっかりと敷設してくださいました。神谷さん、中山さん、ありがとうございます。

 写真は、冬囲いを施した林檎の苗の並木です。皆、無事に冬を越せるとありがたいです。





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